繊細なスポンジの層にホイップクリームとフレッシュなイチゴが詰まった、日本でも人気の見事なクリスマスの定番です。
無塩バター 40グラム
全乳 30ml
卵(大) 4個
砂糖 120g
セルフライジング・フラワー 120g
ホンテリみりん 30ml
ホイップクリーム 750ml
砂糖 40g
イチゴ 2パック
1. 20cmのケーキ型にクッキングシートを敷き、オーブンを180度に予熱しておきます。
2. 湯煎を用意し、バターをボウルに入れ、湯煎で溶かします。
3. 溶けたら牛乳を入れて泡立て、置いておきます。
4. 別のボウルに卵を割リ入れ泡立てた後湯銭にかけて、卵がダマにならないように絶えず泡立てます。
5. 指と同じ温度になるまで泡立て、火からおろします。
6. 泡だて器のアタッチメントを付けて、スタンドミキサーで泡立てた卵をふわふわになるまで高速(レベル10)で約2分間泡立てます。
7. 固くなくとろりとし、つやが出て、色が薄くなり、ふわふわして量が3倍になったら低速(レベル4)に数秒間減速してから止めます。
8. 横からすくいあげて、折りたたむように戻し入れます。生地が表面上に形を残して乗っかっている場合は、「リボンの段階」に達したことになります。
9. ミキサーから外します。
10. 小麦粉の半分を加えて、ゆっくりと念入りに混ぜ入れます。
11. ボウルをゆっくりと回転させながら、同時に泡立て器を押し入れ、続いて持ち上げる動作で混ぜ入れます。
12. 小麦粉の残りを、小麦粉がしっかり混ざるよう、泡をつぶさないように丁寧に、すばやく混ぜ入れます。
13. ボウルから生地を一すくい分すくい出し、牛乳を混ぜ合わせたものに加えて、よく混ぜます。
14. ボウルの上にシリコン製のヘラをかざして、ヘラに生地を流し込んで生地の泡がつぶれるのを防ぎます。
15. 丁寧に畳み込みます。ヘラを持ち上げると、生地がリボンのように折り畳んだようになります。
16. 次にケーキ型の真上から中央に生地を流し込みます。
17. この時点で生地にさらに空気が混ざり込まないようにします。
18. ボウルに残った生地を集め、中央ではなくケーキ型の縁に流し込みます。
19. ケーキ型を台にトントン打ち付けて中の空気を抜きます。
20. 予じめ熱したオーブンで180度(コンベクション(対流式)オーブンの場合は160度)で20~25分焼きます。
21. 焼きあがったかどうか、真ん中に串を差し込んで串がきれいに出て来るかどうかを確認します。
22. オーブンからケーキ型を取り出したら、すぐに台にトントン打ち付けます(縮み止めのため)。
23. 型から慎重に取り出してケーキクーラー上に置きます。ケーキのしっとりさを保つため、冷めるまで湿ったタオルでケーキを覆います。
24. ホンテリを温め、ペストリーブラシでケーキの底に塗ります。これにより、スポンジが水分を保持するのに役立ちます。
25. 今度はクリームすべてをホイップします。イチゴの半分を半割にカットして、準備しておきます。
26. ケーキを横半分に真ん中でスライスします。下半分のスポンジにイチゴの切り目を下にして並べます。
27. イチゴの間のすべての隙間をホイップクリームで埋めて平らな面を作り、スポンジの上半分を上に置きます。側面と上面すべてをホイップクリームで覆います。
28. 出来上がったらパレットナイフで滑らかにし、1時間冷蔵してから、最後にイチゴとクリームでデコレーションします。
ロナルド レイティ氏はミツカンの料理開発シェフです。常に食通として生きるレイティ氏は、日本の文化と料理に心を奪われ、日本社会に飛び込んで6年間を過ごした人です。しかしそのずっと前から、ロブスター漁師、鮮魚販売、チーズ製造、酪農労働者などの職を転々としながら、経験を積み重ねてきました。 英国への帰国後は、イギリスの日本食シーンに貢献し、Yakitoria、Samurai Sushi、Senkai、Feng Sushi、Bincho Yakitori、United Ramenを経て、ミツカンに入社しました。 正統派の日本食材で実験を重ねながら、その風味を活かす新たな方法の模索に情熱を注いでいます。